今回の記事では「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョンJレイティ著NHK出版を読んだ感想と本の主張を書きたいと思います!
これから読んでみようか悩んでいる方、すでに読んだ方の参考になると思います!
本書の主張
本書の主張としては「有酸素運動を出来るだけやろう!」につきます。
もう少し具体的に言うと最大心拍数の65~75%程度の有酸素運動を毎日30分~1時間程度行うことを推奨しています。
最大心拍数は220ー(自分の年齢)で大まかに出せるのでこの式を元に目標の心拍数を計算してみてください。
最近はスマートウォッチなどで心拍数も記録できるので心拍数を測るハードルも低いのではないかと思います。
著者は継続することと強度を保つことが大事だと言っています。
また時折全力を出す運動も効果的だと思います。
無酸素運動レベルの運動はどうかという疑問があると思いますが、これは実験データが取れないので何も言えないというのが本当のところのようです。
動物で実験をして脳の様子を見たりするようなのですが、ラットなどの動物に無酸素運動レベルの運動をさせることが出来ず、人間でデータをとるしかないようなのですが、人間の脳を切って調べるわけには行けないのでデータが取れないという結論のようです。
いきなり運動をせよ!と言われてもめんどくさいというのが正直な感想ではないでしょうか。
なのでこの本のほとんどが運動によるメリットを説明することに使われています。
ある学校で体育の時間を増やすと学習面にも素晴らしい効果が出たというところから始まり、学習の仕組みを説明します。
その後はストレス、不安、うつ、依存症、注意欠陥障害、老化、ホルモンバランスなどのマイナス面の事柄が有酸素運動によって改善されると説明しています。
運動って本当に素晴らしいと思います。
問題はそれだけの利益を頭で理解できたとして実行に移せるかどうかだと思います。
実際に本当に悩んでいることが運動によって解決された経験を持っていれば運動が出来るかもしれませんが、そこまでの経験を持っている人は稀だと思います。
また、運動出来るなら続けたいという人がほとんどだと思います。
それでも続けられないから困るんですよね。
実際私も運動しようと志したことと挫折した回数は数知れずですし、その回数は同じです。
そこでここでは私が考える運動を続けるコツを書こうかと思います。
運動を続けるコツ
基本的に自分の意志は信用するべきではありません。
経験的に過去の自分を裏切った覚えがある人がほとんどだと思います。
人間は弱いことを受け入れてその上でどうすれば運動が続けられるかという視点で書いていきたいと思います。
誰かと一緒に運動する
誰かと一緒に行うことで強制力を付けることと同じ目標をもってお互いに励まし合うことができます。
自分一人では心が折れそうな時でも踏ん張れると思います。
必ずしも物理的に一緒ではなくてもSNSで運動した記録を共有することでも効果は大きいと思います。
運動に取り組みやすい環境を整える
自分への言い訳を減らします。
例えば家にランニングマシーンやエアロバイク等を導入します。
そのうえで朝起きたら、寝る前に、家に帰ってきたら等運動するタイミングを同じにします。
運動している時間は自分の好きなことが出来るようにしたりして運動することで得られるメリットを増やします。
こうした細かな工夫の積み重ねで運動を始めるハードルをどんどん下げてください。
実際ジムに入会しても行くのがめんどくさいとか雨の日は走りたくないとか言い訳はなぜか山のように出てきます笑
自分の気分をうまくのせられるようにしましょう!
別の記事で何をやっても続かない人へという記事を書いていますのでそちらも合わせて参考にしてみてください!
まとめ
「脳を鍛えるには運動しかない!」の書評を書いてみました。
この本を読んで書かれている運動の効果に疑問を持つこともあるかもしれませんが、そんなことを考えても個人的にはあんまり意味がないと思います。
とりあえず運動してみれば良いです。
それで効果がなかったらやめれば良いんです。
JUST DO IT!
コメント