【競馬初心者向け】競馬レースのクラス分け

keiba 乗馬

競馬のレースにはクラス分けが存在します。

どの馬でも自由に出れるわけではないのです!

格の高いレースに出るにはある程度の実績が必要というわけです。

今回はレースにクラス分けについて書いていきたいと思います!

レースごとに特徴もあるので競馬がさらに面白くなると思います!

今回はJRAが開催する中央競馬について書いていきます。

NARが開催する地方競馬もありますが、私も正直地方競馬のクラス分けは詳しくないので勉強して書きたいと思います笑

馬の年齢とレースの関係

kodomo

馬の年齢はどうやって数えるかご存じでしょうか?

人間とは異なり、いわゆる数え年です。

生まれたときは当歳(0歳)と呼ばれ1月になれば一つ年を取ります。

早い馬で2歳でデビューし、遅い馬でも3歳でデビューします。

初出走の馬が集まるレースは新馬戦と呼ばれて2歳の6月頭から始まって3歳の3月下旬までになります。

年齢でのクラス分けもあり、2歳、3歳、4歳以上(古馬)の3クラスです。

若いときは同年代同士で競い合うわけです。

サッカーでいうところの高校生、U-23、A代表的な感じです。

野球でいうところの中学生、高校生、プロといった感じです。

馬のピークは4,5歳くらいで、5,6歳くらいになれば引退する馬がほとんどです。

重賞レース

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大きく分けて重賞とそれ以外のレースに分かれます。

重賞の中にも格があって上から順にGⅠ・GⅡ・GⅢです!

GⅠレースは26レース、GⅡレースは40レース、GⅢは72レース開催されています。(2021年)

格が高いほど賞金も高くなります。

レースには芝、ダート、障害レースがあり、この順番で賞金も高くレース自体の評価も高いです。

特にGⅠレースの中でも歴史が長いレース程重要視される傾向があります。

日本では中距離2000m~2500mがもっとも重要視されていて、このあたりの距離のレースが格が高いとされています。

実際に障害のGⅠは年に2レース、ダートのGⅠも年に2レースしかなく、そのほかは全て芝のレースです。

ただし、ダートの場合は中央競馬と地方競馬の交流レースがあり、おおよそ1か月に1レース程GⅠがあります。

距離もまちまちで短距離とされる1200mのレースは年に2レース、マイル(1600m)は年に7レース、その他の13レースは中距離のレースになります。

レースの時期は、馬は暑さに弱いのですでに実績のある馬は夏の間休養しているため、GⅠレースは春と秋~年末に集中しています。

また、現代の競馬では約1か月間隔でレースに出るのが一般的なので強い馬が出るレースはだいたい決まってきます。

なので必然的に強い馬が集まりやすいレースが格が高いとされます。

GⅡ、GⅢのレースは年中開催されています。

中央競馬は毎週末開催されているので毎週何かしらの重賞があります。

また、競馬の休み明け最初のレースはうまく走れない馬も多いので、叩きといって、本番前の練習のような形でレースに出ます。

本番はGⅠレースになるので、その1か月くらい前の距離が似たようなレースに出走します。

休み明けは秋なので9月頃のGⅡレースは強い馬が集まりやすいレースがあったりしてGⅡ、GⅢレースでもメンバーが集まりやすかったりそうでもなかったりレースごとに特徴があったりします。

国際事情

kokki

最近は海外レースに出走することも多くなりました。

3月のドバイ、秋のヨーロッパ、12月の香港が多いです。

最近ではサウジアラビアで莫大な賞金のレースが始まったのでそこに出走する馬もいます。

その他にはアメリカやオーストラリアです。

アメリカはダートが主なので日本の馬は芝に強い馬を作ろうとする傾向があるのでアメリカは他の国と比べると少ないです。

また逆に外国馬が来ることもあります。

日本は馬場の状況が特殊なようで最近は日本に来ても中々外国馬は勝てていませんが…

コロナウイルスの影響で最近はいませんが、外国人騎手が遠征してくることはよくありました。

1年で3か月間の短期免許が取得できるので大きいレースが多い春と秋に遠征に来ています。

名もなきレース

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重賞はレースに名前がついていますが、重賞以外のレースは名前がついていないものも多いです。

クラス分けは「未勝利」、「1勝クラス(500万下)」、「2勝クラス(900万下)」、「3勝クラス(1600万下)」、「オープン」です。

2歳は少し特殊で「未勝利」、「オープン」の2つです。

昔は賞金で読んでいたのですが最近〇勝クラスという名前になって分かりやすくなりました。

1勝するごとにクラスが上がっていきます。

自分のクラスより上には出走できますが、下のクラスには出走できません。

格下をいじめないでということですね。

格上挑戦は歓迎されているということです。

昔はクラスが下がる降級という制度があったのですが、現在はなくなっています。

上を見るときりがありませんが、オープン馬は相対的にかなり強いです。

1円も賞金を稼げずに引退していく馬が多い中で1勝するだけでもすごいのに、まっとうに行くと4勝しないとオープン馬になれませんからね。

予想という面から見ると重賞はデータも実績も十分で実力が拮抗した馬たちが集まってきます。

一方それ以外の特に未勝利や1勝クラスは実力にばらつきがあったり、データが少なくて力関係が分かりにくいのでレースが荒れやすいです。

自分の得意なクラスが見つかるとさらに楽しくなってきますよ!

まとめ

今回は競馬のレースのクラス分けについて書きました。

間違いなく言えることはどんなレースでも馬も人も頑張っているということです。

クラス分けを理解したら面白くなるのは間違いありませんが、馬の一頭一頭にも歴史があって、それを見るとそれも面白いです!

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