今日は某大手ゼネコンで構造設計をしている私が仕事をする上で欠かせないグッズを紹介します。
構造設計ってどんな事をしているんだろうと思っている方の参考になれば嬉しいです!
前置きはこれぐらいにして早速いきましょう!
現場必携建築構造ポケットブック
これは必需品中の必需品です!
構造設計をする上でかなり細かく守らなければいけない法律があります。
一方で法律の文章というのは非常に読みづらいです。
そこで役に立つのがこのポケットブックです!
建築基準法の重要なポイントが本当に簡潔にまとめられています。
今すぐ本屋に行って買わないといけないレベルの本です。
特に始めたばかりの頃はこの本に聞けば何でも教えてくれる最高の相棒になります。
構造設計に必要な計算方法や耐力式、材料の情報、基本的な力学など盛りだくさんです。
値段は約4000円と安くはありませんが、買って損はありません!
ポイントサイズと卓上サイズがありますが、内容は同じなので好みで大丈夫です。
私は断然ポケットサイズ派です!
建築物の構造関係技術基準解説書(黄色本)
構造設計者界隈では「黄色本」と呼ばれています。
本の表紙と裏表紙が黄色いからです。
設計業界では本の色とかで○○本といった呼び方をよくします。
最初は何のことか分かりませんが、分かるようになってきたら業界に染まってきたなとも思います。
あと、正式名称が長くて覚えられないからもあると思います。
砕けた言い方をするとポケットブックのもうちょっとちゃんとしたやつです。
建築基準法が書かれていて内容の解説をしてくれています。
黄色本に書いてありました!と言うと皆が納得するのでそれくらい共通の基準書になっています。
法律の本なので正直重くて大きくて高いです。
値段は10000円位します。
それでも設計者の嗜みとして持っておくべき一冊だと思います。
関数電卓
これも必須です。
もちろんスマホに電卓機能はありますし、無料アプリで関数電卓は山ほどありますが、使い慣れた自分のものはあった方がよいです!
簡単な計算や当たりをつける計算などやりたいときにさっとやれるのがよいです。
アプリを起動して使い慣れないボタンを押すのは結構ストレスになります。
ぜひデスクに一つ置いておきたいです。
フリクション
俗に言う消せるボールペンです。
設計以外でも使っている方は多いと思いますが、設計者の普及率は200%くらいあります。
一人数本持っているのは基本なので軽く100%は越えています。
メモをするとき、スケッチを描くとき、図面チェックをするとき、文章をチェックするとき、いつでも大活躍です!
図面など何度も何度も修正するので何回も書き直しが出来て見やすいフリクションが重宝されます。
太さや色も結構種類が豊富で、蛍光ペンもあります!
インクが出なくなりやすい気はしますが、それを踏まえても必須です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ほとんどの人の人生に関係ない構造設計者の必携グッズですが、業界に興味がある人にとってはへーという内容になったのではないでしょうか。
構造設計はまだまだ閉じた世界なので多くの才能が入ってきてくれることを願います!
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